母子家庭の子どもは不幸になる?!幸せになる条件とシンママができる4つのこと

シンママの悩み

 

○離婚をしたら子どもが可哀想…

○母子家庭だと子どもが不幸になるって聞いた…

今日はそんなお悩みがあるシンママさん、シンママ予備軍さん向けの記事です!

こんにちは、管理人のしの です。

しの
しの

離婚をしたら子どもが不幸になる。経済的にも苦労をさせて可哀想。

そんな考え方が結構一般的ですよね。

実際に離婚してみないと、子どもが不幸になるかどうかは分かりません。

だからこそ、特にシンママ予備軍さんは心配になりますよね。

子どもが学校でいじめられたり、嫌な目で見られるんじゃないか…。

そんなことを考えれば考えるほど、離婚を決断できなかったり、離婚したことを後悔してしまいます。

でもね、大丈夫です。

○離婚で子どもは傷つくの?
○子どもが幸せと感じる2つの条件
○子どもの幸せのためにママが心がける4つのこと

この3つを説明していきます。

離婚で子供は傷つくの?

まずですね、大前提として知っていただきたいのは

離婚そのもので子供が傷つくわけではない

ということです。

子どもは良くも悪くもまっさら。

先入観がありません。

だから 離婚=不幸という考え方自体がない。

じゃあ、なんで母子家庭で傷つく子がいるのかというと、

周りの反応なんですね。

  • 「お父さんいなくて可哀想ね。」⇒そっかボクは可哀想なんだ
  • 「お母さん一人で寂しいでしょう」⇒そっかボクは寂しい子なんだ
  • 「お金が無くて苦労してるのね」⇒お金が無いと大変なんだ
  • 「お前んち父ちゃんいないだろ~」⇒そっか父親がいないといじめられるんだ

こんな周りの働きかけによって、子どもは「親が離婚したボクは不幸だ」と思うようになります。

しかも母親がもし「離婚してごめんね…」と謝ることで、子どもはさらに傷つくことがあります。

子どもは母親に「幸せでいて欲しい」と願っています。

離婚したことでネガティブになった母親を見ると、

「ボクの力ではお母さんを幸せにできないんだ…」

と傷ついてしまうんです。それが辛くて、

「謝るくらいなら、離婚しないで!!」

なんてことも言ってしまうんですね。

周りの働きかけは、ママがなかなかコントロールできません。

だからまずは、ママが「子どもが幸せと感じる条件」を知っておいてください。

子どもが幸せと感じる条件とは?

子供が幸せと感じる条件を2つご紹介します。

子どもの幸せの条件①ママの笑顔

子供の幸せの条件は、なんと言っても

ママがハッピーでいること

なんです。

子どもは小さければ小さいほど、ママの笑顔が大好き。

ママが笑っていると、安心して過ごすことができます。

逆にパパはいるけど、

  • いつもケンカしてばかり
  • ママがパパの文句を言ってる
  • ママが余裕が無い

こういう状況の方が、子どもは辛くなるんです。

しの
しの

例えパパがいなくなっても、ママが幸せそうに笑っていたら、子どもも幸せを感じることができるんですよ。

子どもはママから「幸せという感情」を学んでいきますから。

子どもの幸せの条件②甘えたい時に甘えられる

後もう一つの子どもの幸せの条件。

それはやっぱり甘えたい時に甘えられるってことです。

子どもは母親の辛さや、家庭の状況を、よく分かっていてママを気遣ってくれます。

でもね、やっぱり子どもですから、ママに甘えたいときもあるし、安心感が欲しい。

そして心のどこかでどうしても、

「パパがいなくなってしまった。ママもいなくなったらどうしよう。」

そんな漠然とした不安を抱くことも事実です。

だから、子どもがもしも甘えてきたら、忙しくても一旦抱きしめてあげてください。

抱っこは長くてもせいぜい5分くらい。(小さい子はもっと長いかもです)

甘えたい時に、ギュッとしてもらえると、子どもは案外自分から「もういいから離して~」って言ってきます。

ただ、甘えの方法は子どもによって違います。

  • 絵本を読んで
  • 僕の話を聞いて!
  • 僕の好きなご飯がいい!野菜は食べれない!
  • ママやって~~
  • 一緒にトイレに行こう
  • お留守番できない…

こんな甘え方をしてくる子もいます。

素直に甘えられる子ならまだいいですが、反抗したり、わがままを言う子もいるので、ご注意を。

わがままを言われると、「わがままばっかり言わないで!ママだって大変なんだから!」ってつい怒っちゃいますからね💦

 

しの
しの

でも甘えを出した時に、ママが

「そうか、一緒にやろうか」

「今日ダメだったら明日でもいいよ。」

と子どもの甘えを受容してあげると、子どもも安心できます。

 

もしもママが忙しすぎて甘えさせてあげられない…って場合も、

おじいちゃんやおばあちゃん、

親戚や友人、保育園や幼稚園の先生でも大丈夫なんです。

ママに余裕がないときは、他人に優しくしてもらってもいいと思いますよ。

特に保育園の先生だったら、

「離婚してすごく寂しいみたいなので、もし甘えてきたら、抱っこをたくさんしてもらえませんか?」

なんて頼むことができます。(殆どの先生が、快諾してくれます)

要は「甘えたい自分を受け入れてくれる場所」を確認したいので、確認できたら精神的にも安心できるんです。

さて、以上が子どもが「幸せ」と感じることができる、条件です。

次に実際に、子どもの幸せのために、シンママでもできることをまとめました。

子どもの幸せのためにシンママが心がける4つのこと

①小さい幸せを積み重ねる

まずは、小さい幸せを発見して、子供と一緒に積み重ねましょう。

ママが仕事で一緒にいてあげる時間が少なくても、

  • 「これは楽しいね」
  • 「こんな嬉しいことがあったよ!」
  • 「美味しいね」

そんな小さい幸せを共感し合います。

夕ご飯なんて最適ですよね。

手作りとかにこだわらなくて良いんです。

子供と一緒にニコニコ食事ができたら、それでOK。

しの
しの

子供が好きなメニューを一つだけでも入れてあげると、すごく喜びますよね。

オススメの方法です。

子どもの笑顔を見て、ママも笑顔になる。

幸せ感情の共有ができれば、相乗効果で幸せ度がさらに上がります。

この小さい幸せは、子供が

ママは自分のことを考えてくれている

と感じられることならなんでもOK。

先程の「甘えたい時に甘えられる」という項目に共通しています。

  1. 短い時間でもお話しする時間を作る
  2. 20分は絵本を読んであげる
  3. 夕飯は毎日子供の好きなものを1品必ず出してあげる
  4. 一緒にトランプをする

そういった小さい幸せの積み重ねで

「ママは私が喜ぶことをしてくれてる」

と子供の幸せ度はアップします。

そうそう、一緒に食事の用意をしてもらうのもオススメ。

  • 野菜をピーラーで剥くとか
  • 皿を並べるとか
  • 机をふくとか
  • 冷蔵庫から野菜を出してもらうとか
  • お箸を並べるとか…

そんな簡単なことなら、小さい子でもお手伝いできます。

ママも助かるし、子供も達成感が得られます。

ママがちょっとしたことで喜んでくれたら、

子どももちょっとしたことで喜べる幸せ度の高い大人に成長できます。

特別なことはいらないんです。

②母性をたっぷり、父性はスパイス的に

子どもにまず必要なのは、母性

子どもをありのままに受け入れ、包み込んでくれる愛です。

逆に父性は、社会で生きるルールや責任を教えます。

母性に比べると、父性はスパイス的に取り入れればいいんですね。

ママが母性と父性を併せ持つのは、もちろん可能です。

だから「父親がいないと…」って思いつめなくて大丈夫。

逆に母性をしっかり与えてもらえないと、子どもは不安定になりがちです。

しの
しの

甘えさせてもらったという経験があれば、子どもは厳しい父性を教えられても、乗り越えることができるんです。

母性をたっぷり与える方法としては、やっぱりスキンシップ。

自分が愛されてるかわからないと、子どもは不安になって、逆に母から離れられなくなります。

自立のためにも、母性はたっぷり与えましょう。

そして父性でしめるところはシメましょう😂

父性を時々見せると、子どもは社会での生き方を学べます。

③ママも息を抜く

この項目はとっても大切。

ママも一人の人間です。

一人でホッとする時間が絶対に必要です。

必死に仕事をして、急いで家に帰って、

家事育児をして、夜中遅くに寝る。

自分の時間を持つ暇なんて無いかもしれません。

 

しの
しの

でも1日10分でもいいので、一旦、

「ふ~~」って息をつける時間を持つことが、とても大切なんです。

 

私もここをおろそかにしていた時は、ストレスが知らない間に溜まっていて、精神的に不安定になっていました。

仕事をしてるなら、

お昼休みの10分だけでも一人でカフェで休憩するとか

1週間に1回だけ、ファミサポに保育券のお迎えをお願いして、自分はゆっくり帰るとか。

もちろん夜遊び回って帰らない…ということはNGですが、

1日ほんの10分、20分、自分のために時間を使ってあげてもいいんですね。

休憩の時のポイントは、子供のこと、仕事のこと、未来の不安のこと、

そういったことは一切感じずに、休憩を堪能してください。

せっかくの休憩時間に、子どもや未来のことを考えると、精神的に緊張状態になって、リラックスできません。

 

しの
しの

うちは子どもが2人とも小学生なので、学校から帰ってきたら、

「ちょっと整体に行ってくるね」

と、近所の整体院に小一時間ほど出かけることがあります。

ちょっとした買い物とかね。

 

小さい子なら、なるべく早く寝かせて、ママだけでゆっくりお風呂に入るのもいいですよね。

工夫をしながら、自分を労ってあげてください。

④ママが相談相手を作る

パパがいないと、ママにとっても頼る人がいなくなります。

そうすると、

自分ひとりで頑張ろうとしたり、

誰にも分かってもらえない…と孤立したり、

ママも不安定になります。

孤立すると他人に「助けて欲しい」と言えなくなるので、

まずはママが孤立しないことが大切。

そのためには、信頼できる相談相手を見つけます。

例えば、

  1. シングルマザーの地域コミュニティに参加する
  2. 保育園や学校の先生に相談する
  3. スクールカウンセラーに相談する
  4. Facebookのシンママグループに入れてもらう
  5. Twitterで同じシンママさんをフォローする
  6. 自治体のひとり親家庭相談に相談してみる

まずは学校や保育園の先生がおすすめですね。

学校のことなら、学校の先生でもいいし、スクールカウンセラーでもいい。

こちらの事情をわかってもらいやすいし、子どもに対しても気遣ってもらえます。

(まれに偏見の強い先生もいるので、ご注意くださいね💦)

 

しの
しの

スクールカウンセラーの先生には、私もよく子供のことで相談していました。

児童発達についてのプロですし、子どもの不安定な心についても、的確にアドバイスをもらえます。

 

同じ境遇のお友達が欲しかったら、シンママのコミュニティに参加。

むしろ知らない人に相談したいなら、自治体の相談窓口。

そんなふうに、ご自身が一番、気楽に相談できる先を見つけてみてください。

こちらが心を開けば、案外みんな話を聞いてくれます。

また、電話相談を受け付けてくれる、しんぐるまざあず・ふぉーらむという認定NPO法人があります!

しんぐるまざあず・ふぉーらむ
ひとり親のママと子を応援します!

こちらの認定NPO法人は、完全にシンママの味方なので、安心して相談できます。

電話相談は祝日を除く、火曜・水曜の16時から21時まで。

03-3239ー6582

「生活保護をもらいたいのですが…」といった、人に相談しにくいことでも、相談にのってくださいますのでぜひ連絡してみてください。

※相談にのってくださるのは、社会福祉士や産業カウンセラー、ファイナンシャルプランナーなどの資格があり、相談員の経験も1年以上ある方が担当しています。

ママが周囲の人にヘルプを出したり、豊かな人間関係を築けていたら、子どもはその姿から人間関係を学べます。

母が孤立しないこと…それは子どもにとって、大切なことなんです。

母が前向きで未来に目を向けると子供も前を向く

子どもが幸せになる条2つの条件と、子どもの幸せのためにママができることを4つご紹介しました。

 

しの
しの

この中で、私がもっとも大事だと思っているのは、

3番めの「ママも息を抜く」と

4番目の「ママが相談相手を作ること」です。

 

ママに余裕が無いと、子どもを甘えさせてあげる余裕も無くなります。

ママ自身が、小さい幸せにも気づけなくなる。

そしてママが孤立すると、考えがどうしてもネガティブになるし、

「誰にも助けてもらえない」と思うと、

精神的に追い詰められます。

でも、色んな人とコミュニケーションを取り、色んな話を聞くうちに

色んな選択肢があることに気づける

これがとっても重要。

人間はね、

「コレしか選択肢が無いよ」って言われると苦しくなる

でも

「いくつか選択肢はあるんだよ」って言われると気が楽になります。

気が楽になったら気持ちが前向きになります。

あなたの気持ちが前向きになって、未来への希望や可能性を持てたら、

あなたの子どもも、

早く大人になりたい、色々やりたい!!

って意欲に満ち溢れます。

この状態はもう…間違いなく、幸せですよね…✨✨

ママが余裕が出たら、子どもに母性をたっぷり与えられますし、母性をもらえた子どもは自尊心が育ちます。

自尊心が育ったら、子どもは社会に自然と巣立っていけます。

「ママは幸せなんだ…!ボクも自分の力で幸せになる…」

そんなふうにね。

この記事が、あなたの参考になったら幸いです。

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